20周年記念感謝祭レポート

神奈川 2019.10.27 さわかみファンド20周年記念感謝祭実施レポート

さわかみファンド20周年記念感謝祭 in 神奈川・横浜市

開催日時
2019年10月27日(日) 14:00~16:00
実施会場
TKPガーデンシティPREMIUMみなとみらい
参加人数
232名

記憶に残る会 ~そして、さわかみらしさ・・・

20周年記念感謝祭の関東ブロックを担当する私たちは「記憶に残る会」をテーマに掲げました。私たちが考える「記憶に残る」とは、さわかみ投信の理念をもう一度共有してさわかみファンドへの想いを再認識していただき、さらにファンド仲間や社員との繋がりを実感いただくことです。そして、例えばこの先相場が暴落するようなことがあった時、この感謝祭のことを思い出して心の支えや励みにしていただきたいと考えました。

まずはその会場選びです。一番大切なのはファンド仲間の皆さまへ感謝の気持ちをお伝えすることです。それにふさわしいおもてなしができる会場はどこか、それぞれに探しました。神奈川県の会場として候補に上がったのは横浜市開港記念会館(ジャックの塔)や崎陽軒本店です。「個人ではなかなか利用する機会がないので、きっと思い出に残る会になるね」と、一旦私たちの意見は一致しました。けれども月次レポートが今でもモノクロで、社内のイベントはいつも発泡酒の当社・・・さわかみらしくないね!ということで会場を選びなおすことに。再検討した結果、食事や飲み物の持ち込みができるなど、手作りの催しに柔軟に対応してくださるTKPさんにお願いすることになりました。

会場が決まり、次は懇親会で提供するものについて話し合いました。「各地域にゆかりのあるモノを提供して、その地域に再び着目していただきたい」のが当関東チームのモットー。また当社は、本業で社会課題を解決し、地域社会へ貢献している企業を応援したいという想いがあります。それは投資という形だけではなく、消費することでも実現できるのです。そういった取り組みとして、ご紹介したかったのが「横浜ビール」さんです。

原料の小麦は横浜市瀬谷区で、できる限り化学肥料や農薬に頼らず、地域の畜産農家でつくられる堆肥を使い栽培されています。また、小麦だけでなくシーズナルビールの原料もすべて神奈川県内で作られているものを使用しているというこだわりがあります。この感謝祭での商品提供を通じて、地元の企業を理解し、応援することで地域が元気になり、豊かになることを知っていただく良い機会になるのではないかと、迷わず提供することに決まりました。

そして当日・・・

当日は良い天気に恵まれ、232名の方にお越しいただきました。受付担当の私は、いらっしゃる方皆さまがとても笑顔なのが印象的でした。うれしい反面、それだけこの会を期待していただいているのだと気持ちが引き締まりました。今回司会を担当するのは、一昨年入社した直販部の柴山です。数日前から緊張していたようで、話しかけても上の空・・・232名ものイベントの司会が務まるのかな・・・少し心配でした(笑)

第1部は、社長・会長・最高投資責任者の草刈の3名による勉強会です。一人目の質問は「長期投資がまだ世の中に浸透していない」「文化として根付いていくには金融教育・投資教育が必要ではないか」「さわかみ投信としてどのように考えているか」でした。さわかみ投信がファンド仲間の方の単なる資産形成のためでなく、長期投資で世の中をおもしろくしていく存在として在ることを実感させられるご質問でした。そのほか、「世界全体のポートフォリオを組んでほしい」や「アセットアロケーションやグレートローテーションについて」等たくさんのご質問をいただき、お陰様で大変な盛り上がりを見せた勉強会でした。

第2部は懇親会です。会場を移り「横浜ビール」でお出迎えです。わが関東ブロックチームのリーダーである左近充の挨拶ではじまり、横浜ビール片手に初対面とは思えないくらい皆さま楽しそうにお話しされていました。私も数人の方からお声をかけていただきお話しすることで、ファンド仲間の皆さまとのつながりを実感することができました。途中、金融庁などに届ける予定のビデオインタビューにご協力いただいたファンド仲間の皆さまありがとうございました。最後の閉めの挨拶は、再び司会者の柴山からです。きっとファンド仲間の皆さまから元気をもらったのでしょう、立派に務めておりました。

最後に・・・

会場に、小さな赤ちゃんを抱っこしているパパさんがいらっしゃいました。ファンド設定当初に日経マネーで当社のことを見かけて、単なるお金儲けではなく、企業に投資し、その成長のリターンで資産形成ができることに共感したそうです。2007年の暴落時には、会長の本を読み、今こそチャンスで社会に必要とされている企業を応援したいと思えたそうです。本当にありがたいお言葉です。

また当社に対し「会場にいらっしゃっているファンド仲間は年配の方が多いようですが、これからもっと若い世代の人たちを増やしてほしい」とのご意見もいただきました。これは今まさに日本の金融業界が抱えている課題です。目の前にいる笑顔のとてもかわいい娘さんの未来をつくっていくのは、生活者投資家であるファンド仲間と投資先である企業とそして私たちの三人四脚だと思っています。若い人たちへ長期投資を伝え、若い世代のファンド仲間の皆さまが大きくなった時、未来に希望を持ち、夢を自由に描ける社会になりますよう、またその実現の支えになりますよう、これからも「さわかみファンド」を大切に育ててまいります。

ご参加いただいたファンド仲間の皆さま本当にありがとうございました。そして、さわかみファンドが「世界のレジェンドだ」と言われますよう、これからまた10年20年・・・と一緒に歩み続けていただけたら幸いです。

担当者プロフィール

直販部山田 真由美

担当会場:神奈川
2010年さわかみ投信入社
ただいま育児奮闘中!