20周年記念感謝祭レポート
熊本 2020.02.09 さわかみファンド20周年記念感謝祭実施レポート
さわかみファンド20周年記念感謝祭 in 熊本・熊本市
- 開催日時
- 2020年02月09日(日) 14:00~16:00
- 実施会場
- リトルスターホール(長崎書店)
- 参加人数
- 38名
“火の国”熊本へ
2月8日(土)17時半過ぎ、長崎会場を後にした私たち九州・沖縄キャラバン一行は電車を乗り継ぎ20時前には“火の国”熊本へ到着しました。長崎会場の反省会と翌日の熊本会場の成功を祈念し、皆で夕食を取るため繁華街へ向う道中の街並みは、所々シャッターが降りているものの、活気にあふれ人々の熱気が360度全方位から私の体へビンビン伝わり、熊本は経済が活発に動いているなと肌で感じることとなりました。地元の料理屋へ入り皆で乾杯!馬刺しとからし蓮根に舌鼓を打ちつつ、社長、草刈CIO、会長とともにざっくばらんな会話で笑い声の絶えない夕食会となりました。経営陣3名と東京以外の地で、家族のように夕食を共にできるというのは、この上ない贅沢な時間であり、こんな時間を共有できるのも、さわかみ投信ならではと思う一夜となりました。
熱気たっぷり!熊本のファンド仲間との自立勉強会
2月9日(日)12時に、会場となるリトルスターホールへ到着。
本ホールはファンド仲間である長崎書店さまが運営されている非常に雰囲気の良いホールであり、熊本のファンド仲間の皆さまを気持ち良くお迎えするために、皆でワクワクしながら準備を進めました。
感謝祭開始時刻の14時となり司会役の私は、昨日の街の熱気を考えたら開口一番で熱のこもった挨拶をしなければとの思いから、アマチュア落語で鍛えた声で「熊本のファンド仲間のみなさん!こんにちは!!」と大声で挨拶をしました。するとみなさまから大きな声で、「こんにちは!!」と気持ちのよい挨拶のお返しがあり、やはり火の国熊本は熱気が違うと実感しました。また、前半の勉強会で皆さまから活発な質問が出るよう「社長、CIO、会長が並ばれる滅多にない機会です!遠慮せずにドンドン質問をしてください!!」とお伝えさせていただきました。すると・・・
社長が「何か質問ありませんか?」と発するや否や、立て続けに4名が手を挙げられました。すかさず社長が「早いですね~」の一言。
「新型肺炎について対策はしているのか?」「基準価額が高くなってきたが、受益権の口数を分割しないのか?」「少子高齢化が進む日本にどう向き合っていくのか?」「日本の金融教育についてどう考えているか?」「日本の企業の将来性についてどう考えているか?」などなど、速射砲の如く続く熱のこもった質問の応酬に真摯にかつ丁寧にお答えする社長、草刈CIO、会長の登壇者三名。
ファンド仲間の皆さまの背中を眺めていた私は、質疑応答が進むたびに皆さまのさわかみファンドに対する思いが、どんどん強く熱くなっているように感じました。
一時間の勉強会は、ほんの数分に感じられるほどあっという間に過ぎ去り、20周年記念の寄せ書きがなされたフラッグとともに記念撮影をし、前半の勉強会は熱気冷めやらぬ中、終了しました。
20年分の思いを込めた熊本のファンド仲間との乾杯!
勉強会の後は、待ちに待った熊本のファンド仲間の皆さまとの懇親会。司会の私は乾杯の大役も兼ねておりましたので、再び、アマチュア落語で鍛えた腹の底からの「乾杯!!」の発声をさせていただきました。長いサラリーマン生活の中でも五指に入る乾杯の発声であったと自負しております。それは、さておき、懇親会では様々な方とお話しをすることができました。本当に皆さまの笑顔が素敵でお話をしているだけで、自分自身の心が洗われるような思いがしました。中でも印象的だったのはお二方。
2001年くらいからファンドを保有されている女性の方は、会長が社長時代に作成されたという長期投資のお手製の冊子を持っておられました。20年近くも大切に保管されている姿、そしてさわかみファンドに対する思いを感じ身の引き締まる思いがしました。
ファンド保有歴15年超の男性の方からは「草刈さんはカミソリだねぇ~」の一言。「えっ?どういうことですか?」という私の反応に対して、「草刈さんの理路整然とした論理展開にいつも納得してすごいなと思ってますよ~」と称賛のお言葉。そのような方から、日々薫陶を受けていると思うとしみじみ、さわかみ投信で働くことができてよかったなと感じ入ってしまいました。
勉強会同様、懇親会の一時間もあっという間に過ぎ去り、名残り惜しいものの懇親会を締めくくることとなりました。
信託されるということ
さわかみ投信恒例の一本締めで懇親会を締めくくり、会場出口でお見送りをしていたところ、会の終盤に話をさせていただいた一人のファンド仲間の男性が、私に向けて手を差し出してくださいました。それは握手の求めだったのですが、入社して間もない私に向かってそのようなことを求められるはずがないと思い、気が動転してしまい、その方が何をおっしゃっていたのか、はっきりとは覚えていないのですが、握手を終え笑顔でその方が会場を去った後、はっと気が付いたことがあります。
「これが信託されるということだったんだ・・・」
私はさわかみ投信に入社する前は15年ほど金融機関で働いておりましたが、いつしか無機質なお金のやり取り、いや、お金どころか電子データ上の数字のやり取りを行うことが日常となっていました。心と心のやり取りを行うことが経済、投資そして信託の本質であり、お金や数字はその媒介物に過ぎないものであるはずが、いつしかその主従関係が自分の中で逆転していたのだと、このときの握手は私に教えてくれました。
「ファンド仲間の手からお金を通して我々の手に信じて託された熱い想い」
そのファンド仲間の皆さまの熱い想い、そして期待にどう応えていくか、これから日々自問し実践していきたいと思います。人として、そしてさわかみファンドをこれから考えるにあたり、とてもとても大切なことを教えてくださった熊本のファンド仲間の皆さまに感謝を申し上げます。
担当者プロフィール
直販部水上 成憲
担当会場:熊本
2019年7月 さわかみ投信入社