20周年記念感謝祭レポート
大分 2020.2.16 さわかみファンド20周年記念感謝祭実施レポート
大分 2020.2.16 さわかみファンド20周年記念感謝祭実施レポート
- 開催日時
- 2020年02月16日(日) 14:00~16:00
- 実施会場
- 全労済ソレイユ
- 参加人数
- 20名
大分感謝祭本番前夜
2月15日に福岡での感謝祭を終えた九州・沖縄キャラバン一行は、その日のうちに特急で大分へ移動しました。ホテルにチェックイン後、まず近くの居酒屋で、とり天やカボスサワーで福岡感謝祭の慰労と翌日の大分感謝祭に向けての決起会を行いました。大分会場は他県と比べて規模は小さいものの、ファンド仲間数に対する申込の割合がこの度の九州・沖縄地区では最高であり、熱心なファンド仲間が多くいらっしゃいます。大分の皆さまにお会いすることを楽しみにしている皆の傍らで、私は不安を感じながらその夜を過ごしました。
直販投信の意義を再認識した勉強会・懇親会
2月16日当日の天候は前日から続く生憎の雨。加えて日本でも新型コロナウイルスの影響が出始めていました。その兆候は前々回の熊本感謝祭辺りから見え始めていて、参加率を押し下げる影響を及ぼしていました。残念ながらここ大分も例外ではなく、申込者数34名に対し参加者数は20名といった状況でした。会場は大分市内の全労済ソレイユです。このような条件にもかかわらず、会場まで足を運んで下さった皆さま、本当にありがとうございました。
感謝祭は二部制で前半は勉強会、後半は懇親会へと進行します。勉強会は定刻の14時から始まり、澤上龍社長、草刈最高投資責任者(CIO)、そして澤上篤人会長(以下トップ3)が登壇して質問に答えるというQ&A形式で行われました。いただいた質問は、さわかみファンドの運用から国家財政、そしてファンド仲間100万人に向けての施策など多岐に渡り、TOP3の回答にも熱が入り、皆さま熱心に耳を傾けていらっしゃいました。その中で最も印象に残っているのは、15年来のファンド仲間からの質問というよりは以下コメントでした。
「2003年当時、年金なども十分にもらえないだろうし将来に対して不安しかありませんでした。そんな中、澤上会長(当時社長)の本に触発されてさわかみファンドを始めました。リーマンショックのような辛い経験もあったが、さわかみファンドを信じて続けてきた結果、不安は解消され気持ちと経済的にゆとりができました。下がった時も買い続けた結果であるので、さわかみファンドにお礼を言いたい」
本来はファンド設立20周年を迎え、私たちがファンド仲間の皆さまに対して謝意を伝える会であるのが、逆に感謝をされることとなりました。その場に居合わせた社員みな、心を打たれたに違いありません。長期投資によりファンド仲間の人生に良い影響を与えることとなった。まさに長期投資文化を牽引してきた、長期投資家冥利に尽きます。
感謝会の後半は懇親会です。参加社員を含め軽い飲食をしながら過去20年を振り返りました。途中で社長のサイン会や会長との記念撮影と、盛り上がった会になりました。折をみて、金融庁・投信協会向けのビデオメッセージを数名の方よりいただきました。皆さま口を揃えて「相場は気にしていません」「下がるのを待っている」「継続することが大事」と仰っていて、さわかみファンドの長期投資理念をよくご理解されていらっしゃるなと感銘を受けました。このように保有者にファンドの理念が浸透しているのも、創業以来直販にこだわり、常にファンド仲間との距離を密接にしてきた結果であると思います。直販の意義を再認識しました。
最後に
私は九州が大好きになりました。初の九州訪問でありまして、歴史ある街並みや食べ物と何をとっても素晴らしく活気に溢れていました。特に現地の人々との交流が印象的で、ファンド仲間や地元の方々に温かく迎えていただき、楽しい時を過ごすことができました。このようにお客さまと緊密な関係を築けるということは、直販投信固有のことなので大切にしていかなければと改めて思いました。感謝祭に参加したことで、今後は九州・沖縄を始め全国のファンド仲間の様々な想いを受け止めながら、日々の業務に努めていくことを再認識し、次の10年、20年、そして50年と長期投資への挑戦を続けていきます。
担当者プロフィール
直販部野口 友愛(のぐち ともよし)
担当会場:大分
2019年3月 さわかみ投信入社