そろそろ今年の目標を忘れ始めた今日この頃。
私もご多分に漏れず年始に1年の目標を立てることを習慣としているが、振り返ってみると毎年代わり映えしない目標が並んでいる。なかでも「今年こそダイエット」などは箱根駅伝の伝統校の如く8年連続出場中の不動の地位を確保。山だけではなくここにも神がいたかと思える程に記録も毎年更新中。実に情けない。穴があったら入りたいが、こうデカいと入る穴もなかなか見つからない。ということで、一念発起で始めた紙面を使っての公開ダイエット。誤差の範囲と言われようと年始から2キロ減の106kgで今月は何とか面目躍如とさせていただきたい。
さて、そんな私が去年唯一達成できた目標が断捨離。家中に溢れていた「使いそうで使わないもの」をかなり処分できたが、捨てることばかりに気を取られていたせいで、いつの間にか新しくモノを買うことにちょっとした罪悪感が。捨てるポリシーがあるならば気持ちよく買うためのポリシーも決めようと、
106kg国太郎の意気揚々と生きよう!
企画部 西島 国太郎
今年、我が家で決めた目標が「子供が結婚する時に、持たせたいと思うもの以外は買わない」である。3歳になる娘が結婚するまで少なくとも後20年、いや30年。30年という時間を繋ぐために求める条件は「シンプルで丈夫な構造」、「飽きのこないデザイン」、そして何より「愛着を持って使い続けられる」こと。今一番欲しいのは、鋳鉄のストウブ鍋。「あの鍋で作った豚バラ肉のワイン煮を食べたい…」そう妄想し、日々工夫して節安するのはそれほど悪くない。モノより思い出とはよく言うが、モノにも思い出を刻んでいけたら人生はより楽しくなる。使い込んだストウブ鍋と一緒に娘がモノを大事にする気持ちを持っていってくれればパパは嬉しい。まぁ相手にもよるが…。