「どんな社員の方が働いているんですか?」
お客様にお会いするとよくそう聞かれることがある。一言ではなかなか伝わらないので、職場でのひとコマを紹介したい。
一昨日のこと、私が普段あまり着ない黄色のセーターを着て出社するとある女性社員が「西島さんって明るい色がよく似合いますよね」と褒めてくれた。素直に気をよくしていると数分後別の女性が「お、どうしたの今日は珍しい色のセーター着てるね」と私のお腹をつつきながら言うので、仕返しにお腹をつつき返そうとすると「あ、セクハラだ!」と自分を棚に上げて声を上げる。さらに数分後、普段話さないある男性社員が静かに近付いてきて「西島さん、その色は膨張色ですよ。」と小声で声をかけて通り過ぎた。実は朝着る時に少し気になっていたが見事に突っ込んでくれた。さらに数分後、別の男性社員が「そのセーター、なんか柄が入っているのかと思ったら太ってるから伸びて下のネクタイの柄が見えているのか」と、恥ずかしい指摘をみんなの前でハッキリ言ってくれる。…と、こんな感じの仲間に囲まれて仕事をしている。
106kg国太郎の意気揚々と生きよう!
企画部 西島 国太郎
これだけ書くと「ゆるい職場」に見える。が、時には会議で涙ながらに訴える社員を見かけることもあるし、社員同士で厳しく叱責し合うこともしょっちゅう。最近もある同僚に「お前は仕事に命を懸けていないのか」 と仕事に対する姿勢を指摘された。「仕事に命を懸ける…確かに食には命を懸けているが同じ情熱を仕事にも傾けられているか…。」硬軟清濁多彩な社員に囲まれて働ける私は意外と幸せ者かもしれない。