前月号で当コーナーを「運用報告会事務局奮闘記」として準備状況を綴っていくと宣言しながら、オフィス移転の準備に忙殺される日々を過ごしている。そんな中、紙面を賑わす投資先企業の新製品や新しい取組みのニュースを見ると「こっちも負けてはいられない」と勝手に刺激を受けている。正直、これまでは、投資先企業の名前は言えても具体的に何が強みで、どうしてさわかみファンドが投資しているのかということに対して、運用調査の社員ほどは関心を持つことはなかった。が、運用報告会の事務局として投資先企業の方と実際にお会いしてお話を伺うことで、親近感が湧くと同時に興味が生まれてくる。投資先の企業にどんどんコミットしていくことで自分のお金がどこでどう活きているのか実感できる。だからこそファンド仲間の方には、企業訪問ツアーや運用報告会といった投資先企業と直接触れ合える機会を大事にして欲しい。投資を通じて企業の様々な活動を皆さんが支えているということを自分の目と耳と肌で感じることで、また違った長期投資の一面が見えてくるのではないかと思う。
105kg国太郎の意気揚々と生きよう！
企画部 西島 国太郎
さて、事務局的な話題に戻すと、投資先企業に今年の運用報告会の出展のご案内をお送りしたところ、旭化成株式会社を始め早くも十数社からご出展の申込みをいただいている。また、TOTO 株式会社の喜多村代表取締役の特別講演も決まるなど、着実に9 月に向けて進んでいる。GW 明けのオフィス移転を機に、さわかみ投信の新しいステージが始まる。ファンド仲間の皆さまから「良くなったのはオフィスだけだね」と言われないよう、私も次のステージに相応しい働きをしたい。人生は自分次第。同じやるなら前向きに楽しく周りの家族や仲間を幸せにできる男になりたい。
