Sawakami Asset Management Inc.

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さわかみグループの中には、「さわかみ投信」と同じ第二種金融商品取引業者として登録している会社がもう一社あります。それが今回ご案内する「コミュニファイ株式会社」(現在は株式会社ローカルプラスに社名変更しています)です。さわかみ投信が公募型の投資信託として上場企業等への投資を主とするのであれば、コミュニファイは私募で且つ目的別の資金融通スタイルをとっております。わかりやすく両社を比較してみましょう。

 さわかみ投信は、広く一般の生活者の財産形成のお手伝いをさせていただこうと日々頑張っております。その目的は、お金の不安を解消し自立した個人が増えることで前向きで楽しい世の中になるのではないかと考えているからです。そして投資先はもちろん社会に必要だと思える企業です。私たち生活者は企業の商品・サービスを買うことで生活が可能なのです。企業も然り、生活者・消費者に選んでもらって成長が可能です。つまり生活者と企業がパートナーとして未来を歩むことこそが社会形成であり、そういった企業に投資をすることが特に長期投資では理にかなっているのです。
 コミュニファイは、社会課題改善など特定の内容に対し賛同者を募る方式を取っております。目的毎に賛同者も違って当然、地域性や興味のある分野、共感度合いや投資プロジェクトの性格などで組成する仕組みが変わります。具体性を持った案件が多く、出資者と案件の距離がとても近いと言えるでしょう。以下、「コミュニファイ」の代表である吉田幸司からのメッセージです。
「コミュニファイ」とは、「コミュニティ」と「ファイナンス」を結びつけて作った造語で、文字通りコミュニティ(地域や団体など)での資金ニーズを、そのコミュニティのメンバーによって満たすことができるような仕組みを作ることを目指して設立された会社です。
現在は、自然エネルギー発電事業に必要な資金を「市民ファンド」という仕組みを活用して調達する事業のサポートを行ったり、飲食チェーン店において従業員が自分のお店に出資する仕組みを構築しそれを提供しています。
お金というリターンだけではなく、「見えない」リターンが得られる事業や取り組みを支援するため、志(こころざし)や共感を伴ったお金を提供する。その方法を少しずつ形にしていくことに日夜取り組んでいる会社です。
 自然エネルギーなど新しい分野のみならず、例えば日本の伝統技術などの承継問題、クラウドファンディングから永続的な関係性に変更するような案件など、世の中には様々な潜在ニーズが見え隠れしているように思います。さわかみ投信とは別の仕組みによって豊かな未来をつくる金融・コンサル会社です。【代表取締役社長 澤上 龍】

※本欄は、さわかみグループ各社の活動をご紹介するものであり、さわかみグループ各社が提供するサービスや商品の販売・勧誘を目的とするものではありません。

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