お正月といえばこれ!という故郷の定番を社員が紹介。
地元の風習だと思ってたのに実はうちだけ!?なんて発見も!
【新潟】 お正月といえば
お正月といえば、お雑煮。地方ごとに特色がありますよね。お餅は丸いか四角か、焼くのか煮るのか、味付けは醤油か味噌かなど。同じ県でも地域によって違います。新潟市のお雑煮は、醤油ベースの薄味で、たっぷりの野菜と鮭が定番と思います。最近はレシピサイトで簡単に作り方も調べられますので、全国のお雑煮を試してみるのもいいかもしれませんね。
(取締役 高橋)
【岐阜】 これが我が家の定番!
わが家の年越し蕎麦は、毎年きまって“にしん蕎麦”でした。地元の風習でもなく何かの縁起物というわけでもないのですが、なぜか我が家では大晦日以外に食べた記憶がなく、私は大人になるまで「年越し蕎麦には、にしんが乗っているもの」と勝手に思い込んでいました。今年は初めて大晦日に子どもを連れて帰るので、一緒に食べるのが楽しみです。
(企画部 廣瀬)
【奈良】 大和は国のまほろば(倭建命)
奈良の初詣は春日大社。全国11位の95万人が押し寄せます。貴族筆頭の藤原氏の氏神が春日大社で氏寺が興福寺、共に世界遺産です。春日大社の祭神の武甕槌命(タケミカヅチノミコト)は奈良時代に鹿島から白鹿に乗って来ました。現代の鹿は奈良公園に約1200頭、頭を下げて鹿せんべいをおねだりします。若草山に登り平城を見下ろすと“青丹よし奈良の都は~”と詠ってみたくなります。
(運用調査部 根本)
【福岡】 学問の神様
「学問の神様」として有名な太宰府天満宮は、全国から受験生が初詣に訪れています。20年以上前になりますが、私も受験時に初詣で合格祈願をしたことを覚えています。その頃はすでにシャーペンが主流でしたが、受験時は太宰府天満宮で購入した鉛筆で試験をクリアしました。受験を控えている方や身内に受験生がいる方、贈り物やお守りとしていかがでしょうか?
(直販部 蒲原)
【沖縄】 おばあの味
沖縄は復帰前まで正月は旧正月(1月下旬~2月上旬)に祝っていましたが、今は大半の家が新正月(1月1日)に親戚みんなで集まり、吉山家ではお寿司と中味汁(豚の内臓のお吸い物)を食べます。おせちというものはなく、家庭によっては重箱を作ります。おばあの作った中味汁が私にとっての沖縄の味で、おばあが作れるうちに作り方を習わなきゃと思っています。
(直販部 吉山)
【千葉】 大栄寺の鐘の音
わが家では1月1日を迎える瞬間を家族向き合って正座をして待ち、新年の挨拶をしてから就寝するというのが子供の頃の習慣でした。その間、近所にある大栄寺(いすみ市)の除夜の鐘が辺りに鳴り響き、新年の空気をより一層引き締めてくれます。家にいながらも、鐘の音が聞けるというのはとても贅沢だったのだと実家を離れてから、毎年思っています。
(直販部 小川)
【広島】 出世魚
私の出身地、広島県東部地域では、お正月は出世魚のブリをいただきます。由来は立身出世を願ってのことだと思いますが、私にとっては子供の頃からお正月の楽しみな食べ物でした。今回レポート担当から写真を準備するように指示されたため、実家の母親に急遽ブリ料理の写真をお願いしましたが、海鮮寿司のネタの一つになってしまいました。分かりますかね(苦笑)
(企画部 金高)
【北海道】 お金もちになれる蕎麦?
わが家では、大みそかに食べる年越し蕎麦のカケラを放置して乾燥させ、翌日の元旦にカチカチになった年越しそばをティッシュでくるみ、1年間お財布にしまっておく風習があります。「お金持ちになれるよ」と教えられてきましたが、ルーツをたどると北海道の文化でもなく、おばあちゃんよりもっと昔からある我が家の文化でした…。
(直販部 樋口)