近頃メディアでも多く取り上げられるようになった確定拠出年金。
個人型の対象が広がったことで人気が高まっています。
そもそも確定拠出年金とはどういう制度なのか?制度の概要や当社での利用のしかたをご紹介いたします。【確定拠出年金部】
さわかみ投信の個人型確定拠出年金はこうして生まれました
個人型確定拠出年金は、老後のための“じぶん年金” として大変すぐれた制度です。しかし、その加入率はわずか1%未満(2016年3月末時点)。原因の一端は、この制度が、いわば“個人投資家のための非課税口座” として位置づけられてしまっていることにあると考えます。
例えば、豊富な運用商品はベテラン投資家にとっては喜ばしいことですが、投資に馴染みのない方にしてみれば「投資は自己責任です。この30 本のファンドの中から好きなように選んで下さい。」と言われても困ってしまうのが実情ではないでしょうか。
本来この制度は、その名の通り「年金」であり、個人投資家ではなく一般生活者のための制度であるはず。それならば、運用商品もそのような趣旨に合ったラインナップにすべきでしょう。そこで私たちは、運用商品をあえてたった3本に絞り、極力シンプルなプランをつくりました。これによって、私たちは“一般生活者のためのじぶん年金” というこの制度のあるべき姿を追求したいと考えています。
少子高齢化の進行により、高齢者1人を支える現役世代の人数は今後ますます少なくなっていきます。となれば、老後の資金を公的年金だけに頼るのが危険なのは誰の目にも明らかです。iDeCo制度と長期投資を上手に組み合わせ、将来のための“じぶん年金づくり”を始めてみてはいかがでしょうか。
少子高齢化と年金不安
※出典: 総務省統計局「人口推計」
国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成24年1月推計)」