2017年9月2日、多くの方に支えられ“「さわかみファンド」運用報告会2017”は幕を閉じた。2013年から長期航海過程の景色を乗客の皆様に楽しんでいただきたいとの想いで始めた“「さわかみファンド」運用報告会”。財産形成という目的地だけではなく、その過程に存在する企業の魅力などに触れることで、長期投資の航海が安全かつ希望に満ちていることをご理解いただけるのではないかと。
場所を大阪に移した本年の運用報告会は、およそ1800名の来場者を迎えることができた。出展投資先企業は、キリンホールディングス株式会社、株式会社伊藤園、王子ホールディングス株式会社、住友化学株式会社、株式会社クレハ、協和発酵キリン株式会社、株式会社ツムラ、生化学工業株式会社、高砂香料工業株式会社、メック株式会社、日本特殊陶業株式会社、三浦工業株式会社、オーエスジー株式会社、ホソカワミクロン株式会社、株式会社小松製作所、株式会社クボタ、株式会社酉島製作所、株式会社椿本チエイン、NTN株式会社、株式会社安川電機、日本電産株式会社、株式会社フェローテックホールディングス、KOA株式会社、三菱重工業株式会社、ライフネット生命保険株式会社、マニー株式会社、株式会社トプコン、株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング、パラマウントベッドホールディングス株式会社、株式会社ダイセキの30社。私が直接お話ししたファンド仲間の中には、西は九州、東は東京と遠方からお越しの方もいらっしゃった。朝10時の開場後、興味のままに企業の出展ブースを訪問する方、アナリストツアーに参加される方、各種講演を真剣に聞かれる方と、閉会の16時まで“人”のエネルギーに満ち溢れていた。そして全てのファンド仲間の皆様を見送った後、撤収に忙しい企業の皆様にひと時の時間をいただき乾杯を行った。
無事に、そして未来に繋がる運用報告会となったのも関係者の皆様のおかげである。改めて感謝申し上げたい。また本年の会に参加できなかった方々の存在も小さいものではない。さわかみ丸に乗船いただいている全てのファンド仲間、そして全ての投資先企業の存在あってこその運用報告会だ。そもそも長期投資は皆で行うものである。私たち生活者は企業の存在があって生きており、逆もまた然り。私たちさわかみ投信はそのような社会そのものを、長期投資を通じて面白いものにしたいと本気で考えている。
来年の運用報告会は場所を関東に戻し開催する予定だ。今を生きていることに感謝しつつ、まさに今という瞬間から、来年の会で素晴らしい運用成果を報告できるよう取り組んでいこう。そして長期投資の意義を世に広めていこう。来年、より多くの方に自信を持って運用報告会をご案内できる、そのような一年としていこう。私たちの挑戦は続く。
皆様、本当にありがとうございました!
【代表取締役社長 澤上 龍】