私たち中四国地区ブロック担当は、12月18日現在、山口県・広島県・岡山県の
感謝祭を終え、計240名のお客さまに感謝の言葉を直接お伝えすることができました。
お越しいただきましたファンド仲間の皆さま、本当にありがとうございました。
この感謝祭では、全国を6つのブロックに分けて、ブロック毎に社員がチームとなって会の運営を考えています。前回の関東ブロックでは、感謝の気持ちを伝えるひとつとして、お客さま一人ひとりにメッセージカードを書いて渡していました。私たち中四国ブロックチームでは、始めの検討でまず挙がったのは、本社のある東京と中四国地方との距離でした。私が小さい頃は、山口の一部の地域では“いいとも”は夕方放送されていました。今はもちろんそんなことはなくて、インターネットやSNS等によって情報格差は減ったように感じますが、それでも何か心配事があって直接話したいと思っても、すぐ行ける距離ではありません。そう思ったときに、この感謝祭をきっかけに遠く離れていても身近に感じてもらい、より安心して今後も託していただける会を目指したいと思いました。
そこで私たちのチームでは、毎月15日にお届けしている長期投資だよりの中四国ブロック限定版を特別に作成して、当日お渡ししました。内容は、東京本社のオフィス風景が分かる記事や動画、それから中四国地方出身の社員の座談会など、中四国地方のお客さまだけを思って作成した読みものです。当日早めに到着されてすぐお読みいただいたお客さまからとても気さくにお声掛けいただくシーンが多くて、チームメンバー一同とても嬉しく思いました。
感謝祭の前半は、当社の伝統的な「自立して堂々と生きていこう勉強会」を行いました。この勉強会は2005年から実施している私たちがとても大切にしている勉強会で、お客さまの質疑応答をベースに、経済的自立を果たした先の社会を皆さまと一緒に考える会です。ファンドが20周年を迎えたタイミングであらためてこの勉強会をファンド仲間の皆さまと一緒に行い、私たちが目指す航海の先の社会を共有したいという気持ちがありました。当日は、「人手不足な医療現場で働いていますが、この先どうなりますか?」「東日本大震災の後、国主導の自然エネルギー政策が持ち上がったけどうまく進んでいない。この現状をどう捉えていますか?」といった将来を悲観するご質問がありました。これは、おそらく国の課題、特に少子高齢化については、都会よりも地方で生活する方の方が実感しやすく、自分事に捉えられているからだと思います。草刈からは欧州の事例を参考にした日本企業の今後のあり方について、会長の澤上からは米国では国民が国に頼らずにNPOを通じて動いていること、そしてNPOに寄付が集まって国以上に成果を出している実態についてお話しました。また社長の澤上は、悲観しているばかりでは国を良くできないので、一緒に変えていきましょうと力強くお話させていただきました。
後半の懇親会は、当社社員も加わり、立食形式で皆さまと約1時間お話させていただきました。どの会場も話を真剣に聞かれる方が多く、料理がたくさん残ってしまうくらい盛り上がりました。勉強会で聞けなかった話やファンド仲間同士でもITバブルやリーマンショックを乗り越えたときの気持ちなどをお話されていて、終始まるで家族のような穏やかな雰囲気でした。
今回の感謝祭ではご家族二世代でのご来場が多く、三世代でお越しくださったファンド仲間もいらっしゃいました。私たちは、当初よりさわかみファンドをファミリーアセット(世代を超えた資産形成)としてご利用いただきたいと思って運用してきましたので、今回「息子・孫に知ってもらいたくて連れてきたんだ」という声を聞いて、大変嬉しく思いました。これからもご家族に安心して引き継いでいただけるようなファンドに育てていきたいと思います。
【中四国ブロック 江藤】