こちらのコーナーでは毎月ファンド仲間をご紹介させていただいておりますが、今月はコロナの影響で取材が困難であったため、私が是非皆さまに知っていただきたい社員をご紹介したいと思います。その社員は現在直販部に所属している村瀬翔です。2018年4月に新卒で入社した25歳の男性社員です。コロナのため残念ながら2020年度の開催は見送りとなりましたが、さわかみ投信一番のビッグイベントである運用報告会の主担当に抜擢された若手の成長株です。また最年少の勉強会の講師でもあります。
入社のきっかけは?
大学は経済学部で、もともと金融で働きたいと思っていました。学生時代には自分で調べて株を買っていました。当時、任天堂のポケットモンスターが流行っており、その関連企業等で人気が出そうな企業を調べて投資し、うまく利益を出すことができました。ただ同じように人気になりそうな企業の株を買ってみたのですがだんだんうまくいかないことが増え、トータルではマイナスになってしまいました。この経験から自分は短期的に利益を出すことは難しいと感じていました。
就職活動時にたまたまリクナビ(求人サイト)で運用会社である当社のことを知り、会社説明会に参加しました。当時、銀行や証券会社、運用会社等の金融機関の説明会に参加していましたが、どこへ行っても社員の方が同じような言葉を使っている印象で、あまり各社の違いを感じることができませんでした。ただ当社は、応対してくれた社員それぞれが自分の言葉で話しており、固いイメージではなく面白い金融機関だなと感じたこと、また長期投資の考えが非常に納得できたことから、この会社で働きたいと思いました。
※当時は求人サイトに掲載しておりました。現在は自社HPに新卒を含む求人情報を掲載しております。
入社していかがですか?
一番大きなことは裁量を与えてもらっていることです。自分は入社3年目ですが、直販部でリーダーを担当させていただいています。メンバーの指導や労務管理、各メンバーの目標なども部長と一緒に考えています。正直、まわりは社歴や年齢などが上の先輩ばかりですから、自分の知識や経験不足から毎日必死です。自分のメンバーと一緒に、お客さまからの期待にしっかりと応えたいと頑張っています。
あとはお酒です。新卒入社ですから他の会社のことはあまり分かりませんが、アルコールを会社で準備しているところはあまりないと思います。私はお酒が大好きなので嬉しいのですが、これは異常だと思いました(笑)。
現在担当している仕事&やりがいは?
現在は顧客応対(電話)や企画業務(顧客管理システムの更新応対・NISAのロールオーバー・法改正に伴う帳票変更等)・勉強会の講師などを担当しています。どの業務も必死という感じですが、特に勉強会講師としていろいろな場所でお客さまに会えることや、お客さまからいろいろなことを聞けることは本当に面白く、当社に入社してよかったと感じています。自分の勉強会でお会いした方が来社して口座開設していただいたこともあり、非常にやりがいにつながっています。
入社してから成長を感じますか?
自分ではよくわかりませんが、勉強会講師やお客さま応対等を通じて、応対力はあがったと思います。初めて電話応対をしたときは、お客さまに説明がわかりにくいと怒られもしました。指導していただいた先輩には感謝しています。
またさわかみファンドは設定から20年が経過し、当初からのファンド仲間の方には次の世代にバトンタッチされるケースもでてきました。ただ資産を相続するのではなく、どんな想いでさわかみファンドを始め、投資を継続してきたのかなどのお気持ちと一緒にさわかみファンドを引き継いでいただける場面に立ち会えることもあり、私たちの仕事にやりがいを感じます。当社は金融商品を運用・販売しているのではなく、長期投資を通じて仲間との信頼をつくっているのだと思います。そして仲間の期待に応えるためにも私もどんどん成長していこうと思います。
勉強会の講師に立候補した経緯を教えてください。
同期の森實が先に立候補していたのが大きいです。彼は思考よりも行動が先にくるタイプなので、自分としてはもう少し経験を積んでからと思っていましたが、彼に倣ってまず行動しようと思いました。
入社してからの印象深いエピソードはありますか?
相続でさわかみファンドを引き継いだ方から、「さわかみファンドは売らずに持ち続けるように言われたから、
他の金融商品は売却したけど持つことにします」と言われたことです。私たちは直販にこだわっている会社ですが、自分自身このように言っていただけるファンド仲間の方の存在にやる気をいただいています。また私たちは運用会社ですから、運用調査の仕事を希望する社員が多いのですが、直販部に配属になりお客さま応対をするうちに、すっかり面白さに目覚めていく社員もおり、これも面白いなと感じています。
私、金高もさわかみファンドをお持ちの方から「子供へは相続した後も、ずっと持ち続けるように伝えている」とおっしゃっていただいたことがあります。このようなお言葉は私たちにパワーをくれます。現在のファンド仲間はもちろん、将来のファンド仲間のためにも社員一丸でみなさまの信頼と期待に応えてまいります。
【管理部 金高由典】