【中島真吾、尾関清成(情報システム部)へのインタビュー】
先日、江藤情報システム部長から「水上さん! 情報システム部をもっと盛り上げたいです!」と涙目での直訴がありました(笑)。会社を、そして世の中をもっとよくするべく日々全力で奮闘する江藤の涙に少しでも応えたいとの想いから、今回は当社をITの力で支え、江藤とともに獅子奮迅の活躍を続ける情報システム部の二人にフォーカスを当てました。
なぜ、さわかみ投信へ?
水上 二人とも前職はIT業界でしたが、なぜ当社に入社したんですか?
中島 大きく2つあります。面接官だった当時の情報システム部長の下で働きたいと思ったこと。ITへの造詣が深く、本質を捉えていて、仕事で人を育てることもしっかり考えられていると感じました。当時の部長は自分を必ず成長させてくれる人だと感じて入社を決めました。この決断は今振り返っても間違いありません。
2つ目は“さわかみ”という存在に感動したからです。面接にあたり会長の本を読んだのですが、澤上篤人という人間に驚嘆し魅了されました。投資信託はお金を増やすための道具でしかないと思っていた自分の中の常識が覆されました。財産形成もできるし、世の中もよくなる。青臭いことを言っているだけでなく結果を出している。そしてファンド1本だけでという漢気。奮い立つしかなかったです。自分の人生を賭けるに値する存在だと思い、入社を決断しました。さわかみを世界一にする。この目標は今も続いています。
尾関 おもしろそうでした。
水上 軽いな(笑)。
尾関 いやいや、重いです(笑)。入社前に廣瀬さん(直販部)、西島さん(運用調査部)と話したのですが、ありきたりの業務内容の話ではなく、将来の話ばかりでした。他社は目の前の業務の話ばかりで、おもしろくなかった。当時は20代半ばの共働きで余裕があったため、ここはスベっても面白い方へ行くべきという感覚でした。
さわかみのシステム部門で働くやりがい・むずかしさ
水上 当社は直販投信会社という稀有な存在ですが、そのシステム部門で働くやりがいやむずかしさはありますか?
中島 ファンド仲間の声を直接聴くことができるので、自分たちの仕事が多くの人を支えているんだと実感できるのは大きなやりがいです。むずかしさとしては、予算・人員の限られた制約の中で多岐に渡り仕事をしていかないといけないことにありますが、それでも一つひとつの仕事がファンド仲間を支えるものと思えば全く苦にはなりません。
尾関 当社は一人で対応する業務範囲が広いという特徴があります。システムの話だけをしていればいいのではありません。様々な業務で使うシステムを理解して業務に落とし込み、ユーザーに理解してもらう必要があるので、エンジニア部分だけでなくコンサルのようなコミュニケーション能力も必要になるのがむずかしいですね。中島さんに比べて事務的ですいません(笑)。
当社ならではの特徴や感じていること
中島 社員の皆が真にファンド仲間のことを想い、会社を、ファンドをよくしようと想っている。多くの社員に理念が浸透し、行動できている会社だと思います。そして経営との距離も近く、社員同士の距離も近い。年に何度も全社員でイベントをこなすからか、仲間意識が強い会社だと思います。そういう意味ではシステムだけができればいい、という人には向かないかもしれません。あとは挑戦する社風があり、自分に壁を作らなければいくらでも色んなことに挑戦することができ、私自身部署の仕事を超えてファンドを世に広く伝えるべくプレゼンターを目指しています。
尾関 当社の強みは経営理念のもとに人が集っている点です。他部署との距離が近くコミュニケーションをとる機会も多くあります。直接会ってコミュニケーションをとることを重視していて、空気感を大事にしています。もちろん、挑戦する想いが大切なのは言うまでもありません。
どのような人と情報システム部で働きたいか
中島 ITが好きな人であることはやはり大切です。広範な守備範囲を自分たちでカバーしているので、提案し実践する真の行動者と働きたいです。新しい仕事もどんどん増えていきますので、自分で調べ、解決し、工夫していく必要があり、思考停止せず常に考え続ける人であってほしいですね。ただ何よりも、全ての行動はファンド仲間に繋がります。「今のファンド仲間、これからのファンド仲間のために何が自分はできるのか?」と深く追求していくことが求められていると思います。
尾関 好奇心がある人。異動があるので、一つの分野でキャリアを積むことにこだわりのない人。まずはこの二点でしょうか。特に好奇心というエンジンは必須ですね。法改正対応や周囲の部署からの要望に対応するためには好奇心を持ってその内容を吸収し続けないといけません。あとは「それが大事-負けないこと」。
負けてもいいけど投げ出さない、逃げ出さない、信じ抜くのは大事です。そうでないとしんどいかもしれません。
夢
水上 今後の夢や目標はありますか?
尾関 投資信託のデジタル化を進め、もっと人々の手の届きやすいものに、そして運営も簡単なものにしたいですね。投資信託は紙ベースのものが多く、説明はむずかしく読みにくい。入社して驚きましたが、業務はさらに紙ベースのものや変更コストが莫大なものが多くあります。このままでは、投資信託業界は他業界からの身軽な参入者にまとめて倒されてしまう気がしています。お客さまに対して手に取りやすいものを提供し、業務面でもデジタル化や変更が容易な仕組みを構築したい。業界全体に波及するくらいの仕組みにしたいですね。このままではまずいと思っています。大きく出てみました(笑)
中島 さわかみを世界一にする。ただそれだけです。
水上 熱い想いを胸に秘めていたんですね。二人と共に活躍する社員が一人でも多く入社してほしいです。本日はどうもありがとうございました。