Sawakami Asset Management Inc.

CONTENTS
# タグリスト

【齋藤愛理(直販部)へのインタビュー】

今月と来月は、毎月末の生ライブ配信で司会を務めるお馴染み“あいりな”のお二人を紹介します。今月は、直販部の齋藤愛理。日々明るい笑顔を周囲に振りまき直販部のムードを作りつつ、困難な仕事もひょうひょうとこなす彼女のバイタリティの源にズームイン!!

▲ 左:取締役直販部長 水上 成憲、 右:直販部 齋藤愛理

ひまわりのような存在

水上 俺が月見草だとしたら、齋藤さんはひまわりのような存在だよね。

齋藤 月見草??

水上 ゴメンゴメン。敬愛する元ヤクルト監督の野村克也さんの伝説の名言を引用しました。知らないよね…

齋藤 はい…

水上 冒頭から世代間ギャップを感じつつも、くじけずにインタビューを続けたいと思います(涙)。伝えたかったのは、齋藤さんを花で表現するのであれば、ひまわりがピッタリだなと思っているんだよね。

齋藤 え!? どうしてですか?

水上 笑顔で周囲を明るくしながら、仕事に真正面から向き合ってぐんぐん成長する姿が、まるでひまわりが太陽に向かってひたむきに成長していく姿と重なって見えるんだ。素晴らしい個性だと思うのだけど、どうやってその個性は培われたのだろうか?

 

ライフセービング活動への挑戦、就職活動での挫折

齋藤 元々、人見知りで自分の意見を誰かに伝えることが大の苦手だったんです。

水上 ウソでしょ!?

齋藤 そんな自分を変えることができたのが、ライフセービング活動(水辺の事故を未然に防ぐ活動)でした。甘ったれの自分には体力的にも精神的にも到底続けられそうにないと感じましたし、少しでも手を抜けば簡単に人の命が失われるかもしれないと思うと足を踏み入れることを躊躇しました。だけど、自分の行動一つで誰かの人生を守れる可能性が少しでもあるのならば目を逸らすわけにはいかないと、何か心に引っかかるものがあり、高校~大学と7年間続けました。この活動を通して人好きになり、以前より自分の意見を素直に人に伝えられるようになった気がしています。

水上 その行動力や発言力は、てっきり生まれ持ったものだと思っていたよ。

齋藤 就職活動での挫折も大きな出来事でした。「何か人のためになることを。人の行動を生むような仕事がしたい」と意気込んでみたものの、自分が目指したい将来像も描けず、社会人になる覚悟も足りなかった私の就職活動はうまくいきませんでした。そんな折、母からの提案で卒業後は就職せず、オーストラリアへ語学留学に行くことを決めました。人生で一度は他の国の文化や言葉に触れながら生活してみたいと家族に話すことがあったのですが、あのタイミングで「人生で今しかできないことをしなさい」と背中を押してくれた母には感謝しかありません。

 

語学留学を通じて得たもの

齋藤 ろくに英語を喋ることができない私に、出会う人が皆一生懸命コミュニケーションを取ろうとしてくれること、ありのままを受け入れ、知ろうとしてくれることに驚きました。彼らのおかげで、気づいたことがたくさんあります。いかにこれまでの自分が、他人に迷惑をかけないようにと、人の目ばかりを気にして無意識に自分の将来の可能性を狭めていたか。また、過去の経験を元に作られた自分だけの物差しで、人の人生を測ってしまっていたか。固定観念に囚われすぎていたことに、ハッとしました。この経験をきっかけに、これまでの自分の最大の欠点に気づき、それを認めることができたおかげで、気持ち的に解放されたように思います。良いも悪いも含めて、自分自身を好きになれたことで、これからの人生をイメージするのが楽しくなりました。

水上 留学によってご自身の考え方にパラダイムシフトが起こったのだね。

 

当社との出会い

水上 そんな齋藤さんは、どのようにして当社と出会ったのかな?

齋藤 学生時代からの親友である利根川(確定拠出年金部)から誘われ、社長と話す機会をいただきました。当社への就職面接というわけではなく、一般的な就職活動の相談という形でしたが、投資信託が何かもわからない状態で長期投資での資産形成について話を聞いたところ、ライフセービングと出会った時のような、目を逸らすわけにはいかないような何かを感じたことを今でも鮮明に覚えています。

水上 何か運命的なものを感じた?

齋藤 はい。さわかみファンドで世の中の人たちの財産を形成することができれば、それぞれが生きたいと思う人生を歩むための後押しができるのではと感じました。また、ワタシ自身も自信を持って毎日仕事に向き合えるのではないかと強く感じたのも、入社したいと思った理由です。

水上 過去からの経験と当社との出会いが、今の齋藤さんのひまわりのような仕事への向き合い方を生み出したのだね。

 

当社で働いていて感じること

齋藤 未来に対して希望を持っている、持とうと努力する人でないとできない仕事だと感じます。社員一人ひとりが“今”に対してもっと良くしたいと考えていて、さわかみ投信ならそれを変えることができると信じているからこそ、熱いものを感じるのかもしれません。これは入社前に当社の社員数名に会った時にも感じたことですが、入社4年目となった今でも変わらず感じることの一つです。さわかみ投信がこの20年以上目指してきたことの本質や考え方が変わるようなことがあれば、すぐに多くの社員が声を荒げるだろうと思うほどに、社員一人ひとりの根底に長期投資の力を信じる心があるように思います。

 

齋藤愛理にとって働くとは?

齋藤 今の私にとって“働く”とは“人の人生とぶつかること”です。関わることのなかったはずの人生とぶつかることで、自分以外の人の経験を通して先のことを想像したり、考えたり、相手を想えたり。めんどうだからと目を逸らすことも、諦めることも簡単だけれども、それをしては得られないものを得られるのが“働く”ということなのかなと思います。学生時代、通学のため乗っていた電車内で乗り合わせた大人を見て、私は、大人になりたいとは思えませんでした。歳を重ね経験をつむことで“働く”の意味合いも変わっていくと思いますが、これから大人になろうとする人が私を見たときに、早く大人になりたいと感じられるような、自分で納得のいく働き方をしていきたいです。

関連記事
RELATED

「社員インタビュー」の他の記事
OTHER