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「さわかみファンドの運用報告を、今年は絶対にファンド仲間の皆さまに対面でお届けしたい」
こう心に誓って事務局長の任にあたり運用報告会開催の準備を進めてからはや半年。去る9月18日(土)パシフィコ横浜にて2年ぶりにファンド仲間の皆さまへ運用報告を対面でお届けすることが叶いました。
報告会当日早朝の横浜の天候は台風の影響で大雨。緊急事態宣言下の開催ということもあり、「もしかしたらファンド仲間は誰も来ないのではないか…」という悪い予感が頭をよぎりつつ、開場を待っていると徐々に人の流れが入口付近に滞留し、オープン時には大勢の方が我先にと投資先企業のブースへ流れ込んでいきました。その時、私は「このような悪条件でも来てくれるファンド仲間がこんなにもいるのか」という感情が湧き起こり、武者震いとともに「この熱き想いを秘めたファンド仲間の皆さまとの関係性の灯を、決して絶やしてはいけない」という想いが去来することとなりました。
18社(リモート出展含む)の投資先企業にご出展いただき、最終的に約700名のご来場とオンラインでは1,000名を超えるご視聴があり盛況のうち無事に会を終了することができました。
緊急事態宣言下における大規模イベントの企画・運営は、経験したことのない様々な困難に直面することとなり、半年間悩みの絶えない日々でした。しかし、その都度創業者である澤上篤人から受けた薫陶の一つである「男らしさとは逃げない事である」を拠り所とし、無謀なリスクテイクは決してせずに冷静に状況を把握し、取れるリスクは取り、いかにファンド仲間の皆さまに喜んでいただけるかのみを考えて突き進んでまいりました。
報告会を円滑に運営することができたのは、事務局の西島(運用調査部)、加藤(管理部)、尾関(情報システム部)、村瀬(直販部)の日々の尽力と、困難な状況下においても果敢にご出展を決めてくださった投資先企業の皆さまのご決断のおかげであり、改めてここに感謝申し上げます。また報告会が盛況に終えられたのは、他ならぬファンド仲間の皆さまの長期投資への情熱のおかげです。心より感謝申し上げます。
報告会終了後、打ち上げは当然ながらできませんでしたが、会場からの帰りの道すがら、最高投資責任者の草刈、ファンドマネージャーの坂本と私の3人で発泡酒を一本ずつ買って、名もなき公園でお疲れの乾杯をし、さわかみファンドの未来を語り合ったことはここだけの話として、「さわかみファンド」運用報告会2021の開催報告を締めさせていただきます。

「さわかみファンド」運用報告会2021
事務局長 水上 成憲

 

企業出展ブース

ステージゾーン


 

オンライン配信

「運用報告のライブ配信だけじゃなくて、来られない方も運用報告会の雰囲気が体感できるコンテンツにしようよ!」ということで、投資先企業の多くの方々を巻き込んで勢いだけで突き進んだ初めてのライブ配信はいかがでしたか? 4時間にわたるライブ配信では、何より突撃インタビューに参加いただいた企業の皆さまに楽しんでいただけましたが、その雰囲気が視聴者の皆さまにも伝わったなら最高です! でもここだけの話、4時間のライブ配信の準備に40時間くらいかかりました…。それなのに、今年のライブはたった1000名の方にしかお届けできなかった! 来年はもっと多くの方に楽しんでもらえるよう、進化を約束しますのでご期待ください!!

【担当リーダー 西島 国太郎】


祭りブース

「今年の運用報告会はお祭りみたいなイベントにしたい!」という事務局長の言葉を都合よく受け取り、私の担当ブースではオリジナルおみくじとゴルフゲームの屋台を出しました。ゴルフゲームでは、今年4月に入社したさわかみゴルフ部のホープ山本が店長となり、これが本業なんじゃないかと思うくらい生き生きと働く姿が印象的でした。おみくじでは、紙に運勢だけでなく澤上篤人の言葉(走りながら考えろ!など)を書き、さらに社員が勝手に考えた「ラッキー企業」なるものを追記。それをデザイナーの渡邊が本物のおみくじさながらのデザインに落とし込みました。そして当日のスタッフである正木と三角は神主と巫女さんの衣装を着用。あまりに似合いすぎたためか、何名ものお客さまから「さわかみさん、ついに神社をつくったの?」と聞かれたそうです(笑)

【担当リーダー 廣瀬 陽太】


クイズラリー&ミニ四駆

当イベントは、これからの未来を担っていくお子さまに、クイズラリーとミニ四駆の組立てを通して、ものづくりに対する興味や関心を持ってもらい、車の仕組みや環境への影響を考えるきっかけになってもらいたいという趣旨で企画いたしました。コロナ禍及び台風が迫っている中、当イベントには100名近いお子さまとそのご家族にご参加いただきまして、改めて感謝申し上げます。お子さまがテーブルで説明書とにらめっこしながら組立てている姿や、ミニ四駆を走らせて笑顔になっている姿を見ていると、こちらが企画の趣旨を忘れてしまいそうでした(笑)。今回の企画で楽しんでもらえた思い出が、今後のお子さまの将来におけるターニングポイントの一つとなってもらえることを願うばかりです。景品のミニ四駆を速い車に改造して、次回のミニ四駆企画(未定)の際にお持ちください。お待ちしております!

【担当リーダー 蒲原 亮太】


フードバンクブース

「今、できることを。」と社内で始まった食料寄付は、コロナ禍に急増する困窮家庭に食料を配給するフードバンクのニュースがきっかけでした。今回はご来場の皆さまにも協力を呼びかけ、当日は台風が迫るなか約80㎏もの食料をお寄せいただきました。「おかゆパック1つだけど」「株主優待で貰ったけど食べきれないから」等、また自作の新米を滋賀から持参される方や、好きなお菓子を寄付されるお子さんの姿もありました。食料廃棄の削減も、苦しい時こそ支え合えるつながりも、手の届く一品から実現していく。食料は即日ファンド仲間の務めるフードバンクへ届けました。投資先企業との二人三脚による財産づくり、そして今からできるおもしろい世の中づくり、これからもご一緒しましょう!

【担当リーダー 佐藤 紘史】

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