報告会を終えて ~運用報告会事務局より~
本年の運用報告会は、2年ぶりの完全オンライン開催となりました。
以前と大きく異なる点は、KOA 株式会社からライブ配信を行うという新スタイルだったこと、26 社の投資先企業の出展も含めて完全オンラインで開催したことです。
開催準備を始める前は、オンラインということで例年よりも対応することが少ないと想定していたのですが、すぐにそれが甘い見通しだったことがわかりました。オンラインのためのイベントプラットフォームの準備から始まり、投資先企業にどのように参加いただくのかなど、すべてをゼロから模索して作り上げなければならなかったのです。
最も困難だったことは、KOA 株式会社からのライブ配信でした。開催1 ヶ月前、同社から配信テストをしたところ、その時の機材では画質・音質ともにとても許容できるようなものではないことが判明し、会自体の前提を揺るがしかねない事態となりました。
そのような中、事務局メンバー等の調査協力もあり、衛星中継車であれば高品質のライブ配信を提供できるであろうことがわかり、すぐに手配しました。結果的に多くのお客さまが快適に運用報告会をお楽しみいただけたことは、今回一番の成果だったと思っています。
運用報告会は2014年から始まり、今年で9回目となりました。さわかみ投信主催のイベントとして定着しておりますが、漫然と同じことを繰り返すのではなく、ファンド仲間の皆さまに「さわかみファンドの哲学を感じていただくには、どのようなことができるのか」を念頭に置き、常に挑戦していく場にしていきたいと考えています。
ということで、来年の運用報告会もぜひご期待ください!
取締役最高投資責任者(CIO)兼 運用調査部長 黒島 光昭
この度は多数ご参加いただき誠にありがとうございました。今回、初めての完全オンライン開催でしたがいかがでしたか? KOA 株式会社の花形社長とのトークセッションは、オンラインという形で遠隔地の皆さまにもお伝えできて個人的に大変うれしかったです。直前の昼食会でお話しながらセッションの進め方を考えていたのですが、花形社長の誠実さのじわじわとした迫力に圧倒され食事を残してしまいました。本番でのオーラも凄かったですよ。
今回は、直接の対話は難しかったのですが、10月23日から始まる全国ツアーでは皆さまにお会いできることを大変楽しみにしております。敷居は低く、間口は広く、奥行きは深く、志は高い、そんな自由闊達な対話でお互いに元気になりたいですね。
取締役戦略室長 熊谷 幹樹
この度は運用報告会へのご参加誠にありがとうございました。全体の司会進行を務めさせていただきました熊谷です。当日はカメラに囲まれながら、その先にいる皆さまを思い浮かべながら、あたかも TV アナウンサーのように奔走した一日となりました。大自然に囲まれる KOA 株式会社本社からの配信。「投資家の皆さま」×「企業」×「地域」×「さわかみ投信」を繋ぐ新しい挑戦でした。今回は全国からの参加が可能となり、今後に向けて新しい可能性を見出した機会にもなりました。いかがだったでしょうか? 報告会の最後には取締役による語らいの場を設けましたが、経営陣はこれからスクラムをさらに強固にし、さわかみファンド、さわかみ投信を盛り上げていきたいと思っています。長期投資で日本を元気に!