早くも3回目の開催となる地質標本館の探索ツアー。
有難いことに、毎回大人気ですぐ満席になってしまうのですが、今回も例に漏れず満員御礼で実施いたしました。
当日は単なる知識の説明に留まることなく、地質の研究においてどのような先人の苦労があり、それらを汲んで我々がどのように未来に活かしていくのか、その一連のストーリーを地質のプロである産総研の職員の方々に伺いました。夏休み期間なこともありお子さんの参加が多く、スタート前は内容が難解過ぎないか心配しておりましたが、そんな心配は杞憂に終わり、大人も子どももみんな目をキラキラ輝かせながら話に聞き入っていました。
印象的だったのが、後日参加者の方から頂いた「進路で悩んでいた子どもが、ツアーの帰り道に『大学へ行ったらやっぱり地質学を学ぼうかな』と漏らしていた」という一言です。大げさかもしれませんが、本ツアーが誰かの将来を左右する可能性があるかと思うと、運営側としましても次回開催に向けて一層身が引き締まる思いです。
▲普段見られないような鉱物がいっぱいで、 子どもたちも大喜びでした。
