さわかみ投信は「さわかみファンド」の輪が日本国民の1%——100万人に広がることを夢見ている。これは単なる事業の拡大ではない。日本経済の未来を大きく左右する挑戦だ。
眠る資産、動かす未来
「定年退職した親は、預貯金があれば十分だと思っていた。しかし物価の高騰と年金の実質的な目減りで、生活は厳しくなり、『もっと早く投資を始めればよかった』と嘆いている。」
この言葉は、多くの家庭で現実となっているのではないだろうか。日本は世界でも類を見ないスピードで少子高齢化が進み、2024年の新生児数は約72万人となっている。若者が減り、高齢者が増え続けるなか、社会保障制度の持続可能性は危うく、地方経済も深刻な衰退に直面している。このままでは、日本の未来を描くことすら難しい。
一方で、日本にはまだ大きな可能性がある。日本の個人金融資産は約2,200兆円だ。その半分にあたる1,100兆円が、いまだに預貯金として銀行口座に眠っている。「貯蓄から投資へ」と叫ばれて久しいが、実際には大きな変化は起きていない。
1,100兆円の可能性
政府肝入りの新NISAは、2024年だけで17.4兆円を動かし、旧NISAと合わせ約52.7兆円が市場へ流れ込んだ計算になる。だが、この規模は1,100兆円の預貯金という巨大な海に比べれば微々たるものだ。
もし、預貯金の10%(110兆円)が市場に動けば、2025年度の国家予算(約115.5兆円)に匹敵する規模となる。この資金が企業の事業革新を促進し、日本経済の活性化につながれば、私たちは新しい未来を切り開くことができる。
投資の普及が生む新たな課題
市場に資金が流れ込むことで、日本経済は大きく前進できる。しかし、それと同時に次のような課題も生じる。
・投資詐欺の増加
・市場調整時のパニック売り
・SNS等での誤った投資情報の拡散
投資に慣れていない人々が市場の動揺に振り回され、せっかく流入した資金が再び預貯金に戻ることは、日本にとって大きな機会損失だ。だからこそ、さわかみ投信は「長期投資家の育成」を重要な使命としている。
投資は未来をつくる
そこで、私たちは2023年に「長期投資家デビュープロジェクト」を開始した。このプロジェクトは、主にこれから投資を始める方を対象とし、投資の本質を深く学び、経済的自立を目指す初心者向けのオンライン研修だ。

▲ 長期投資家デビュープロジェクト2025
26年にわたり長期投資を実践してきた私たち運用会社ならではの経験を凝縮し、市場の変動を乗り越えていく真の長期投資家を育てることを目指している。
2025年の募集期間は4月1日から6月末まで、先着1万名限定。
・投資を始めたいけど怖い。
・不安だ。
・何から始めればよいかわからない。

▲ オンライン研修のイメージ
そんなあなたこそ、ぜひ参加してほしい。
あなたの一歩が、日本経済の未来を動かす。
取締役副社長 熊谷 幹樹