セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』
SEMINAR QA
さわかみ投信は良いことばかり言っている感じで綺麗ごとっぽいが、どう思いますか?
- #会社全般
回答者による回答
綺麗ごとを本気で言える組織であり続けたいですね。夢や志を大いに語り、そして実行していく。理想論にこそ人は集まり、世の中は動くと信じています。私たちには世の中をおもしろくしていこうという理念があります。おもしろさは社員一人ひとりが追求するものであり、また皆様の夢もさわかみファンドという船に乗っています。皆で、本気で夢を語り合える世の中をつくりたくはありませんか?もちろん結果を残さないと口だけになりますので、そこは真摯に向き合っております。
運用成績において、結果と精度を向上するためには常に課題がつきもので現場は綺麗ごとだけではありません。一方、運用方針や企業の経営理念に対してならば、むしろ弊社の目指す先が伝わっているように感じます。不安が蔓延る社会を元気にし、変革を与えられるのは夢を語り行動できる企業だからです。実際にファンド仲間や企業の皆様とこの20年、世になかった独立系直販を育て、共に結果を積み上げてきました。長期投資の輪が100万人に広まれば、日本は課題先進国から課題解決国と変化し始め本当におもしろい世の中になると思っています。綺麗ごとが世の当然となる道しるべ(航路?)を、皆さんとこれからも作っていきたいと思います。
お気持ちよくわかります。実は私もさわかみ投信に出会ったころは同じようなことを思っていましたので。将来のために夢や想いをのせてお金を送り出し、それが世の中のお役に立ち、結果としてリターンとして戻ってくる。綺麗ごとのように聞こえるかもしれませんが、この考え方は世の中の道理に従った行動なので再現性もあるのです。この綺麗ごとが何か「うそくさい」ものに聞こえるのは、自分の利益のために他人をだまそうという事例が世の中に多いからだと思います。今後とも世の中の道理に従った行動で世の中を本気でおもしろくしていきます。
我々は、本気で世の中をおもしろくしていきたいと考えております。私もセミナーなどでは、気持ちが入りすぎてつい熱く語ってしまうこともあります。時にはそれが綺麗ごとのように聞こえてしまうかもしれません。ですが、ファンド仲間の皆様や社員が長期投資を通じてお金を育むことを想像し、そのような皆様や社員を通じて身にしみて感じていることを正直に伝えているだけなのです。
世の中を変えていく企業とそれに期待するファンド仲間は、将来に対しまっとうな事を愚直に行う姿勢で良いと思っています。もっと言うなれば、綺麗ごとを実践することも長期投資家の責任ではないでしょうか?
長期投資でいい世の中づくりととは、綺麗ごとに聞こえるかも知れません。それでも真に実現出来ることだと思って信念を持ってやっています。利益だけ求めて他者が犠牲になった例は歴史に多くあります。世の中ではESGといった言葉も流行り始めており、企業も実践するようになりました。それは投資家に投資されたいがためだけに流行ったわけではなく、自分たちの生活する環境をないがしろにしてはいけない、よりよくしたいという想いがあるからこそ実践されているかと思います。企業で働く従業員も一般生活者であるのです。一般生活者の幸福なくして継続的な企業の成長もないのです。世の中のことを自分事と考え、みんなが行動に移せる世の中になれば、きっと素敵な未来が待っていると信じております。