セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』
SEMINAR QA
さわかみ投信がファンド仲間に期待されても絶対にしないこととは何ですか?
- #会社全般
回答者による回答
ファンド仲間や社会の未来にとって、私たちの目線や美意識から“良い”と確信することには全て挑戦します。よって絶対にしないことなどありません。むしろ、絶対にしないことなど提示しない方がいいでしょう。仮に目先、皆さまから理解が得られなくても、いつの日か“良かった”と思っていただけることを皆さまと一緒に実行していきたいです。大切なのは皆さまからの信頼と私たち自身の志です。その二つを裏切ることは絶対にありません。
ファンド仲間の資産形成をお手伝いするために、円ベースで信託財産の長期的な成長を図ること。これにマイナスになると思ったことは絶対にしません。毎月分配金を出すファンドが流行しているときに分配金を出さない方針を貫いたのも、BRICSが流行ったときに途上国への投資をしなかったのも、つみたてNISAをお断りしたのも、目的と照らし合わせた判断でした。
運用成績を上げるために手段を問わない運用をすること。「本格的な長期投資で世の中をおもしろくしていこう」といのが弊社の経営理念です。その意味では結果の出し方にとことんこだわっています。短期的に株価が上がると考えられる企業でも、長期的に見て応援したいと思えない企業に投資することはありません。
長期投資をやめてしまうことです。長期投資はファンド仲間、投資先企業との関係の絶妙なバランスによって成り立っています。そのバランスが崩れたら、さわかみファンドは仮に存在していても途端にさわかみファンドではなくなってしまい、財産づくりのお手伝いをさせていただくというお約束を守れなくなってしまいます。
その時点で将来を見据えた時に、本質的に皆さま、そして社会のためにならないと判断したものです。これは決して皆さまのベネフィットを度外視しているわけではなく、NISAのこと、信託報酬のこと、はたまた投資先企業のこと、絶えずあらゆる判断が求めれらますが、いずれも長期視点でお返しできるように取り組んでいます。