セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』
SEMINAR QA
暴落すると予想するさわかみさんですが、であれば今すぐ解約をした方がいいですか?
- #ファンド売買
- #景気経済
回答者による回答
近日中に資金を使う目的がある場合、私はすぐに解約すべきと考えます。逆に、特定の入用がない場合は解約をお勧めしません。手元資金が増えることで心の余裕を得て、気がついたら無駄遣いで消えてしまった…という方も少なくないですから。大切なのは資産運用の目的、ゴールです。20~30年後の老後のための財産づくりをお考えなら、あまり相場に振り回されず、コツコツつみたて投資を継続するのが結果的に最も効率の良い方法となります。なお、今後すぐに相場が暴落するかどうかは誰にもわかりません。仮にそうなったとして、皆さまのさわかみファンドは、ファンド内の現金等にて安値を買いにいくので、運用は私たちにお任せください!
今すぐ解約は必要ないと思います。ただ、もし直近で使う予定があるのであれば、それは手元に置いておいてください。暴落の時期ですが、未来のことは誰にも分かりません。現在の歪な状況に警鐘を鳴らしてはいますが、それがいつ暴落に繋がるかまでは分かりかねます。だからといって不安がって投資の機会を失ってしまうのも勿体ないです。そしてさわかみファンドは相場の上下があってこそ、より力を発揮出来ます。暴落があっても投資先企業に力があればいずれ株価は戻りますし、そんな時でもさわかみファンドを持ち続けていただくことがファンド仲間のためになるよう努めています。なので今投資しているファンドの資金をいつ解約しようと悩まれるよりは、逆に暴落が起きた時に追加でさわかみファンドを購入する資金を貯めておいていただくことをお勧めします。
現在の金融環境はバブル的様相を呈しており、誤解を恐れずに言うと、ご自身が絶対的に信頼している投資以外は一度解約してもいいタイミングかもしれません。信頼していない投資対象は、暴落した際に投げ売りをしたくなることと思います。転じて言うと「価格の上昇のみに賭けている」とご自身で判断されるような投資については、他者もそのように考えて投資をしており、その価格が実態からとてつもなくかけ離れた水準にある可能性があります。そのような投資は相場が下落した際に大きな損失を蒙りかねないと考えます。一方で暴落はいつ来るかわかりません。暴落に怯え、お金を働かせることをやめて預貯金へ滞留させてしまうのは本当にもったいない。このような環境下だからこそ、価格ではなく本質的な企業価値への長期投資を続けることが極めて重要です。長い目で見れば次の暴落も、過去の暴落同様に単なるノイズかもしれません。さわかみファンドは、値上がりにも暴落にも対応できるよう運用体制は常に臨戦態勢が整っておりますので、ご安心いただき、お客さまのご年齢ですと解約をせずにじっくりと腰を据えて財産形成していただければと存じます。