セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』

SEMINAR QA

広告や宣伝をしないことが御社の良さだと思うのですが、なぜ突然新聞広告を出したのですか。
顧客が減っているからですか。

2021.10.01 —
40代男性
2件のコメント
  • #会社全般
  • #景気経済

回答者による回答

今回の新聞広告には“ファンド”が一文字も入っていないように、さわかみファンドの宣伝のためではありません。一般的な生活を送る多くの方々に「当たり前だよね」と再確認していただけるメッセージを届けることを目的としています。それほど現在の金融市場、それを取り巻く投資環境はおかしくなってきているのです。暴走気味の市場と付かず離れず、本質回帰する方が増えてこそ市場も社会も健全になっていくという強い想いを込めて。なお今後も、必要なことはしっかりと伝えていく所存です…それがセミナー方式なのかマスコミュニケーションなのかは別にして。ただし、ご心配されているような「さわかみファンドの売り込み」だけは決してしません。甘い言葉で集めた“顧客”は調整相場で簡単にいなくなるのが金融業界の常、私たちは未来を共に歩んでいただける仲間との出会いや絆を大切にしております。

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広告は、一般的には自社の商品・サービスを世間に周知するために利用されるものですが、私たちは世の中の現状に対して意見を発信するために新聞広告を掲載しました。ここ最近の株式相場は、実体経済からあまりにもかけ離れていて、警鐘を鳴らす必要があると考えたからです。日本はそろそろ、相場追いかけ型から、企業価値に対して投資する長期投資に軸足を移すべきだと思います。なお、顧客数は直近1年でみても増加していますのでどうぞ安心してください。

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さわかみ投信で働く一人ひとりは、天文学的に膨れ上がる金融市場とそれに追いつくことができない実体経済の乖離が人類史上最大規模となる中、それが様々な面で社会そして人々の考え方に歪みを生み出し、私たちの生活が日に日に脅かされていると考えております。本格的な長期投資を実践する私たちにとっては、そのような状況には違和感しかなく、またそれが加速度的に悪化している現状に公憤を覚えており、その内に秘める一人ひとりの想いを文字に託し意見広告として新聞という社会の公器に載せたものです。集客するのであれば、もっと効率的な方法が現代にはあるでしょう。公に対する憤りを「文字のみ・新聞・意見」として表現し、「この日本で今を生きる一人ひとりの行動の変化を促したい」。そう想い長期投資家の責任として行動いたしました。

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