セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』

SEMINAR QA

イデコを友人にすすめられたが、さわかみファンド(を普通に購入すること)とどちらがお薦めか?

2022.09.01 —
40代男性
2件のコメント
  • #会社全般
  • #ファンド売買

回答者による回答

ずばり、ハイブリッド(併用)をおすすめします。老後資金のためには「iDeCo(イデコ)を通じてさわかみファンド」を、夢への支出や万が一の備えのためには「普通のつみたて投資でさわかみファンド」をご購入いただくことが最適ですが、老後を見据えつつも、いつでも引き出せる資金があるのはとても心強い…したがってハイブリッドなのです。

iDeCo等確定拠出年金は税制優遇メリットが強烈で、老後の資産づくりには最適です。それは、よく比較検討されるNISAを大きく凌ぎ、またNISAと違って一人ひとりの人生にあわせた制度のため使い勝手の点で比類なきものです。では普通につみたて投資をするのは無意味か…それは否です。長い人生、万が一のこともあれば、逆に想定以上に資産が増え、計画より早く夢への支出が可能になることもあります。そういった際、老後まで引き出せないiDeCoだと手が打てず、出し入れ自由の「普通のつみたて投資」に軍配が上がります。

補足をすると、iDeCo(またはNISAも)は制度であり商品ではありません。結局、iDeCoを通して「何を買うか」が重要です。残念ながら、日本ではiDeCo等の制度自体に満足してしまっている投資家が多く、定期預金のような増えない商品を買い続けている事象も散見されます。

仮に、iDeCoでも「普通のつみたて投資」でも、さわかみファンドをどちらかで始められたとしても、長期投資の威力・醍醐味を感じることが可能だと思います。しかし予算の関係上どちらか一つ、という状況でしたら、「さわかみファンドを普通のつみたて投資で」がいいかもしれません。投資は、始める時はいつでもよいのですが、増えたお金を使う時はご自身でしか決められません。したがって、いつでも引き出せる「普通のつみたて投資」が理想です。その時は税金を払ってもクヨクヨしないことが肝要。納税するということは利益が出ていることを指しますので。

もっと読む

iDeCoでも、さわかみファンドのつみたて投資はできますよ! iDeCoは60-65歳までつみたてを行うことが可能で、運用益が全額非課税になるだけでなく、掛金が全額所得控除(限度額あり)になる嬉しい制度です。そんなiDeCoですが、実はファンドのようにスポット購入ができません。もしお客さまがスポットで安値を拾いたいとお考えでしたら、iDeCoでつみたてをしつつ、課税口座でもつみたて&スポット買いを行う二刀流の方法をおすすめいたします。また、そうではなく、ほったらかしで任せたい場合はiDeCoでつみたてを行い、毎月の掛金上限額を超える場合は、課税口座でもつみたてをしてみてはいかがでしょうか。

もっと読む

ご質問に回答した回答者一覧