セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』

SEMINAR QA

トランプさんが再び米国大統領になったら、株式市場はどうなりますか?

2024.07.01 —
50代 男性
5件のコメント
  • #景気経済
  • #金融一般

回答者による回答

アメリカ大統領選に一票を投じるなど、私たちは加わることもできないですし、数年後にはまた大統領は変わるので見守るのが精一杯です。自分で変えることができないものを心配しても仕方ないので、政治や会社に依存せず自分で自立して生きていけるようになりたいですね。

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前回大統領になったときは、株価が大きく変動しました。今回大統領になったとしても、同じく中国との関係やイランなど国際関係に少なからず影響がありそうです。しかし、予測不能なところを考えるよりは、個別具体企業の努力に注目すべきと考えます。外部環境が変わるのはどこの企業も同じです。強い企業であればそうした変化に即対応し、ビジネスを拡大させていくでしょう。目先のことではなく、長期の視点で企業を見ることが、さわかみ投信並びに長期投資家に求められているものなのだと考えています。

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株価が上昇する企業としない企業があるでしょう。ある意味企業の淘汰が進むのではないでしょうか。トランプ氏は政策の一つとして、金融緩和をFRBに迫る可能性もあります。今回もそのような状況が起きるとなると、インフレ率の上昇を招くかもしれません。このインフレに対して商品やサービスの価値を示し、きちんと価格転嫁できる企業が生き残っていくと思います。そのため、市場環境に対応できる企業の株価は上昇していくことが考えられます。さわかみファンドはトランプ氏が大統領になったことも想定して日々リサーチしていますので、今後も楽しみにしておいてください。あと、自動車排ガス規制の撤廃等も可能性としてはあるので、トランプ氏が大統領になると自動車業界も熱くなってきそうですね・・・。

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株式市場は変動を嫌うのではなく、変動の深さや長さが想像できなくなることを嫌います。そういった意味では、今回の大統領選ではかなり早い段階からトランプ大統領の再任もある程度想定されているため、その結果で株式市場が大きく変調するようなことは考えにくいかと思います。

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株式市場は株価に関するものであり、われわれ長期投資家は企業の価値に投資するものです。例えば、トランプさんが再び米国大統領になったら、キッコーマンのような企業の根本的な価値が大きく影響を受けると思いますか? キッコーマンの株価は市場の反応によって短期的には変動するかもしれませんが、その本質的な価値は安定しています。キッコーマンは北米で70%もの収益を上げており、300年以上の日本の伝統を活かして高品質の醤油や他の調味料を製造しています。私たちの関心は、キッコーマンがどのようにして世界中の何百万人もの人々に日本料理の味を届け続けるかにあります。それは売上の拡大と企業価値の向上につながります。長期的な視点で見れば、短期的な市場の変動を利用して、株価が公正価値を下回ったときに高品質の資産を低価格で購入することができます。

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