セミナーQA集 『自立して堂々と生きていこう』
SEMINAR QA
全くの投資初心者の場合、何を基準にファンドを選べばいいのですか?また投資をする上で見ておくべき経済指標は何ですか?
- #投資運用
- #商品性格
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回答者による回答
投資は始めてみないと分からないことだらけですよね。最終的にはファンドに対する信頼感・期待感が長期保有するに必須だと思いますが、それを量るには「他の人たちも信頼・期待しているか」と見るのも良いと思います。例えば分かりやすいのが純資産額の推移。時間をかけてじっくりと積み上がっているのであれば、その背景には多くの人たちからの信頼、そして良好な運用成績があると捉えることができるからです。少なくとも前回の大暴落であるリーマンショックを乗り越えるだけの実績、すなわち15年以上の歴史があるファンドがいいですね。長寿ファンドは手数料やその他の要素も受け入れられているという証ですから。それと見るべき経済指標についてですが、あまり気にしなくていいです。大切なのは生活実感。生活を全て束ねたものが経済そのものですから、日々の生活の中で感じたことを少し先の未来に伸ばしてあげればもう十分です。
ご年齢から考えて長期という最大のメリットを活かしていただきたいです。長期でこつこつ投資を継続するには目的が必要です。「何のために?」が分かれば、例えば収入の5%ぐらいは積立投資に回せる意欲が湧きますし、複利の効果が実感できると人生を通じた体験知性になると思います。そのきっかけが掴めない場合は、当社のデビュープロジェクトに挑戦してみませんか? それが難しいようなら、ホームページのレポートを覗いていただいたり、様々な勉強会、見学会に参加されてはいかがでしょうか? 一般生活者の皆さまに寄り添って様々なヒントを提供するファンドという意味では、手前みそではありますがさわかみファンドは面白いですよ。見ておくべき経済指標についてですが、実体経済に興味を持っていただくのがいいと思います。ご自分がこれは無くなったら困ると思われる商品・サービスの価格や品質がどう変化しているか観察してみてください。そのように当事者になって好奇心が湧いたら、ご自分が関心の高い業界や企業のことが気になってたまらなくなります。
ファンド選びは気の合うパートナーを見つけるような感覚で良いかと思います。投資は決して期間限定のお金儲けのイベントではなく、まさに食事や仕事のように生活や経済活動の一部として長く自然に付き合っていく必要があるものです。そういった考え方に共感いただけるのであれば、ファンド選びは長く付き合っていける友人を探すようなものです。もちろん大切なお金を預ける先ですので基本的な仕組みや手数料などへの理解は必要ですが、その上で幾つか気になったファンドの目的や特色などを見比べると、その性格やどのような投資家が集まっているか“色”のようなものが感じられ判断の参考にできると思います。もしどうしても選べない場合は、そこで立ち止まってしまうよりは気になったファンドを複数始めて様子を見てみることをお勧めします。また始めから定めた経済指標を気にするよりも、そのファンドが投資している企業や技術などに興味を持たれてはいかがでしょうか。例えば今の仕事に近い企業や、就職活動の時に挑戦した業種などへ自分の分身(お金)を就職させたと身近に感じることができれば、経済人としてのアンテナが高くなり投資への感度もそこからより拡がっていくように思います。